◆ ゴーストより恐ぇもの

俺様は自分からＧＴに行かない。
何故なら背後が俺様に★くれねぇから。
もとい、バイトとバンドでそれどころじゃねぇ。

でも誘われたらついて行く、誘ってくるのはだいたい里栖。

里栖の戦闘スタイルは面白い。
あのクソでけぇバズーカ担いで、軽々歩いていく。
何してるんだべさ、早くしないと置いてくよ！とか言って。
んで、ゴースト出てきたらボコンボコン撃っていくんだけどよ
ごめんなさい！ごめんなさい！って超謝ってんの。
ちなみに北海道弁の特徴らしく「ごめんなさい」の「めん」部分にイントネーション。
これが可愛いの、やってることは凶悪なんだけどな！！
俺様は基本的に肉壁ー。


千夜呼も誘ってくる、けどこいつと行くと大変。
いやまぁ、だいたい途中まではいいんだけどよ。
ちょっとした拍子とかちょっとしたアクシデントで・・キレるんだよな。
で、黒千夜呼様襲来。
黒千夜呼様には日本語通じません、話しかけても無駄。
それが分かったんは前回行った時だ・・・・・。

明らかに雰囲気も目つきも変わって、あちゃーと思ったんだけどよ
ゴーストがこっちに襲い掛かってきたら、前衛の俺様が当然応戦するじゃん？

ギターかまえてガード取ろうとしたらデスヨ。

肩引っ掴まれて　引っ張られて　後ろに飛ばされたんデスヨ。

で、ゴーストは反対側に吹き飛ばされてたんデスヨ。



「ちょ、千夜・・・・・！」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・邪魔。」


（以降無視

ヒューールリーーーーひゅーーるりーーららーーーー。
もうね、俺様賢いから悟ったね。

後ろで大人しくヒーリングヴォイスとか歌っとこうって・・・・・orz


共鳴する俺様のヒーリングヴォイスと千夜呼の狂気系笑い声。
ホラーだぜ普通に。

でよ、出口まで来たら黒千夜呼様はお倒れになられるので、おんぶして連れて帰る。
なぜか毎回キッチリその間の記憶はねぇの。
俺様の背中で目ぇ覚まして、何してるんですか師匠、って。

何って、俺様はお前の面倒を見てやってるん　デ　ス　ヨ　？！



だけどそんなアホを背中に、心地いい風に吹かれて夜道を散歩すんの
案外嫌いじゃねぇから困ってる。