適当に更新中、身内ネタ多。
profile
HN:
雅臣・虎太郎
性別:
男性
職業:
高校生
趣味:
ギター
自己紹介:
パンクロックバンドの
ボーカル兼ギタリストやってる。
幼なじみ曰く『優しいバカ』
一応、寺の一人息子だけど養子。
ボーカル兼ギタリストやってる。
幼なじみ曰く『優しいバカ』
一応、寺の一人息子だけど養子。
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「虎ちゃん・・ちょっといいかい?」 学校の屋上でジュースを飲んでいたら、後ろから里栖が声をかけてきた。 元から赤い頬が、いつもより赤く染まってた。 多分、夕焼けのせいだ。 「あのね虎ちゃん、ずっと素直になれなくてごめんなさい・・・。」 「あ?何の話だ。」 「あたし・・ほんとはずっと・・・・虎ちゃんのこと好きなんだわ。」 「・・・・・え・・・・・ま、マジで?」 里栖はこくんと恥ずかしそうに頷く。 その姿があんまり可愛くて愛しくて、抱きしめずにはいられなかった。 俺様が里栖に手を伸ばしたその時。 「待ってください!チャコも!チャコだって師匠ラブでス!!!」 「ち、千夜呼?!」 千夜呼が俺様の胸に飛び込んできた。 「信長様より愛してるんです師匠、受け止めてください・・・。」 涙ながらに、あの神だと崇拝する織田信長より好きだと言ってすがりつく。 かなりいじらしい、そして正直グッときた。 「お前・・・・そんなにも俺様のことを・・・?」 「はい、師匠のためならチャコなんだってできます!」 「虎ちゃん、あたしのこと好きだっていつも言ってくれたべさ!」 「そ、そうだ、すまん俺様は・・!」 そこで俺様たち3人の頭上に大きな影と共に強風と爆音が。 自衛隊の戦闘機、イーグルだ。 それは屋上に着陸し、中から里栖のオヤジさんが降りてきた。 「迎えに来たぞ虎、俺を選べ。」 「お、オヤジさんっ!!」 そして俺様はオヤジさんと二人、愛の逃避行に出ることにしたんだ・・・・。 「っていう夢見た、昨日。最悪だ。」 「そりゃこっちのセリフなんだが。」 「正夢かと思って。里栖と千夜呼の気持ちが本当ならオヤジさんのも・・。」 「安心しろ、全部ナシに決まってるべさ。」 「夢か。」 「夢だ。」 俺様もう寝たくない。 PR ※ Comment
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